2022年11月25日(金)〜27日(日)、奄美大島にて開催されたプロサーファー水野亜彩子と行くWomen'sサーフ&ピラティスツアー『Love Surf, Nature, Me』。この旅のテーマは、奄美大島の美しい海で思いっきりサーフィンをして、大自然に触れ、サーフィンとピラティスによるボディワークと仲間たちとの出逢いを通して、自分をもっと好きになること! Day 3は、燃えるようなサンライズに包まれながらのモーニングピラティスからスタートしました。
11月27日。ツアー最終日はサンライズピラティスからスタート。6時過ぎにビーチに集合すると、真っ赤な朝焼けの空が広がっていた。新しい1日の始まりにふさわしい、ゆっくりと体を目覚めさせ、エナジーを送りこむようなシークエンス。その間にも空の色は刻々と変わり、水平線から黄金色に輝く太陽が昇ったときには歓声が。
(写真上)Surfer:Arisa。2日目の胸サイズの波は少し怖かったけれど、3日目のモモ〜腰腹サイズの波ではついにテイクオフ成功!
その後は何本もいい波をキャッチして、「こんなに長く横に走れたのは初めて!」というライディングもメイクしたArisaちゃん。
(写真中)Surfer : Mayuko/サーフィンを始めて5、6回目のMayuちゃん。
1日目のオンショアコンディション、2日目の胸サイズを経て、3日目にはついにボードの上に立って波を滑るという目標を叶えた。
(写真下)今回のツアーのサーフセッションをフルサポートしてくれたグリーンヒルの緑兄ィを囲んで。ありがとうございました!
お世話になったペンション「グリーンヒル」をチェックアウトしてから飛行機のフライトまでの時間は、奄美大島の海岸線を見渡せる展望台や、深い森に入り珍しい木を見に行く緑兄ィのガイドによるネイチャーツアーへ。みんなで1台のワゴンに乗り込んで向かう道中も、奄美大島の大自然とマイナスイオンに包まれた清々しくも神聖な時間も、かけがえのない想い出に。
今回のツアーを牽引してくれた水野亜彩子プロ。サーフィンはもちろんとても上手くて、美人で優しく、
プロサーファー/ピラティスインストラクターならではの知識や経験もたくさんシェアしてくれて、参加者の皆さんの憧れの的でした♡
そして最後に、お世話になったペンション「グリーンヒル」の皆さん、快く波をシェアしてくださった奄美大島のローカルサーファーの皆さん、そして今回のツアー運営をサポートしてくださったWellness Trip様、本当にありがとうございました!
11月26日。手広海岸がオンショアになる予報だったこの日は、風がオフショアになる東シナ海側のポイントに朝から移動する予定だったが、予報よりも早く前線が抜けて風が変わりそうだとのことでウェイティング。すると今回のツアーのすべてのサーフセッションに帯同してくれた「ペンショングリーンヒル」代表で奄美大島のローカルサーファー、緑義人氏(以下、緑兄ぃ)の予言通り、朝9時には雨が止んで、オフショアに! サーフボードを持ってビーチに向かうころには晴れ間も見え始め、キラキラと光る海に腹〜胸サイズのクリーンな波が出現した。
オフショアにシェイプされた美しい波々は、サーフィンに慣れている子たちにとっては形の良いファンウェーブ。サーフィンを始めたばかりの女の子たちにとっては少しチャレンジングなサイズながら、誰かが波に乗るとみんなが目で追い、戻って来れば拍手して、終始、和気藹々とした雰囲気の中でガールズサーフセッションは続いていく。亜彩子プロも一緒にサーフィンをしながら、チャージを励ましたり、波の選び方、手や目線の使い方などを、ひとりひとりにアドバイスしてくれた。
(写真上)Surfer : Yuko/長年、ライフセーバーとして活動されているYukoさん。海と波、波乗りの知識と体験をもっと深めたいとツアーに参加。
スムーズに波をキャッチし、スタイリッシュなフォームで乗り繋いでいた。
(写真下)Surfer : Arika/波を求めて石川県に移住した関西サーファーのArikaさんはミッドレングスで参戦。
優雅でフェミニンなサーフスタイルが印象的だった。
お昼ご飯を食べて少しゆっくりした後は、ビーチで潮風に吹かれながらのピラティスタイム。午前中のサーフィンの疲労と緊張を深い呼吸でほぐし、午後のサーフィンのために体幹や胸、背中周りのスイッチを入れていく。ピラティスの動きはけしてハードではないものの、じわじわとコアの筋肉に効いてくる。亜彩子プロの限界をプッシュするアジャストと「では、あと3回行きましょう!」の声に、時折悲鳴も聞こえつつ(笑)、終わる頃には体も心も芯が通ってすっきり。そのまま夕方のサーフセッションに突入し、2ラウンド目は陽が暮れるまで。サーフィン2Rにピラティスと、もはや合宿並みにやりきった2日目でした。
今回のツアーでお世話になったのは、奄美大島・龍郷町にあるアマミアンスタイルペンション「グリーンヒル」。手広海岸まで歩いて2分、アウトドアシャワーやサーフボードラック、レンタルサーフボード、ランドリー、カフェ&サーフショップが完備され、サーフィンを満喫するにはこの上ない環境が整えられてます。グリーンヒルのママさんが地元で採れた新鮮な魚や野菜をふんだんに使い、心を込めて手作りしてくださる朝ご飯・夕ご飯も絶品! 毎日お腹も心も満たされます。奄美大島でのサーフィンが初めての方は、その日のベストポイントを選んで、一緒に海に入ってくれるサーフィンガイドをこちらでお願いするのもオススメです。
GREEN HILL
〒894-0411 鹿児島県大島郡龍郷町赤尾木1728-2
URL:https://greenhill-amami.com/
Instagram:@greenhillsurf_cafe
11月25日。奄美大島・手広海岸から徒歩2分のところにある今回の宿泊先「ペンショングリーンヒル」に15時に現地集合するところからツアーはスタートする...はずだったが、ここでいきなり参加者2名を乗せた東京・羽田発の便が奄美空港の無線トラブルにより奄美に着けず、鹿児島に引き返してしまうというトラブルが。
羽田便のご参加者とはメッセージで状況をやりとりをしつつ、前入り、関西空港便により定刻通り集合できていた方たちは亜彩子プロと早速、ファースト・サーフセッションへ。この日、お昼過ぎから吹き出したオンショアは夕方になるにつれて強まり、面をざわつかせてしまっていたが、女の子たちはみんな果敢に、楽しそうに海に入っていく。サーフィンはまだ5、6回目、グリーンヒルでレンタルしたスポンジボードで参戦のMayuちゃんも、亜彩子プロに入水のタイミングを見計らってもらい、「Go!」のかけ声で鬼パドル。無事、ゲッティングアウト成功! 陽が暮れるまで、わずか1時間ちょっとのサーフタイム。オンショアのバラけた胸サイズの波に苦戦しながらも、亜彩子プロにポジショニングを教えてもらいながら、みんな何本ずつかは波に乗ることができた。
(写真上)海に入る前には亜彩子プロからアドバイスや激励があり、みんな安心感とともに気合が入る
(写真下)Surfer : Tomomi/大きい波、ジャンクな波にも臆せずチャージして、いい波をたくさんゲットしていたTomoちゃん
海から上がった頃には羽田便の2名も無事到着し、全員揃って夕ご飯。グリーンヒルのママさんが全部手作りしてくださる美味しくてボリューミーな島ごはんを堪能しながらのお顔合わせ、ひとりひとり自己紹介をしていく。今回は湘南、東京、石川、伊豆と日本全国から参加があり、みんなのホームポイントや普段のサーフィンライフを聞いているだけで面白い。亜彩子プロからのサーフィンについての色々なアドバイスも交えつつ、初日からたっぷり3時間以上のガールズトークを楽しんだ(笑)。明日は早朝から風の合うポイントに移動する予定。
【NPO法人アクアプラネットについて】
経済の発展と反比例するように水中世界が痛んでいく様子に憂慮した海の仲間たちが、水中環境の保護を目的に、2004年、環境保護活動ダイバーの会を発足。そこからさらに、より社会全体に水中環境問題に目を向けてもらうべく、現理事長・田中律子氏の発案により、2006年、非特定営利法人「アクアプラネット」が始動した。「 私たちが行うサンゴ再生の方法は、企業や個人の方からの支援によって行う、サンゴの苗の植え付け再生事業です。 サンゴ再生は自然環境の回復です。 自然環境の改善には私達一人一人の力が必要です。 自然の力は偉大です。私たちの活動が、自然保護の意識が芽生える一つのきっかけになればと思います。 今後も皆さんにお力をお借りし、自然環境は勿論のこと社会環境等の保護、啓発活動を行っていきたいと考えています」https://www.aqua-planet.org/
可愛い水着を着て、海を守ることができるなら、そんなに素晴らしいことってない。これからは消費者のチョイスが社会と地球を変えていく時代。サーファーである私たちもまたROXYと同様に、美しい海のためにできることからーー。
ROXYインスタグラム
@roxyjapan
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BILLABONGのガールズサーフトリップムービー「SUMMER DIARIES」。サーファーガールでありモデルのAmiとReylaが初夏の宮崎を実際にロードトリップしながら、サーフィンをしたり、ビーチでチルしたり、野生の馬とたわむれながら撮影したメイキングの模様をお届けする「SUMMER DIARIES_a inside story by Wave/y」の第2回は、トリップ2日目をフィーチャー。
ムービーの中で着ているBILLABONGの新作ビキニやウェットスーツ、撮影のロケーションをご紹介していきます。ぜひこの夏のサーフファッション、サーフトリップの参考にしていただけたら嬉しいです。Let' get wet and go on a trip with new bikinis !!!
Ami(左)
ビキニ:3PIECE SET BIKINI
Reyla(右)
ワンピース:MADE FOR DAZE ONE PIECE
ストローハット:SEAMISTストローハット
Ami(右)着用ビキニ
CROP TANK BIKINI
Reyla(左)着用ビキニ
HIGH NECK LOGO TAPE BIKINI
Car:Surfer's Rentacar
Stay:The Little Garden
Reyla(右)着用コーディネート
ビキニ:LITTLE WHISPERS MIA BRALETTEブラレッタビキニ
キャップ:WAVE ICON CAP
Ami着用(左)コーディネート
ビキニ:BRALETTE BIKINI
ワンピース:MY SECRET BEACH COLLECTION/SHORE THING MAXI DRESS
BILLABONG【SUMMER DIARIES】
Model/Ami:@ami_angel, Reyla:@rayla_m25
Photos & Movie/Nachos:@nachos.san
Hair & Makeup/Ai Kobayashi:@AI beautician&photographer
Direction/Akiko Soga:@wavey_surf_commune
Produce/@billabongwomenjp
宮崎ブーゲンビリア空港にお昼過ぎに到着したAmiとReyla。すぐに「サーフィンがしたい!」と、ビキニに着替えて、木崎浜の入り口にあるサーフボードのレンタルショップへ。ふだんショートボードに乗っているReylaはミッドレングスを、サーフィンを始めたばかりだというAmiはロングボードをチョイス。早速、海へ!
Ami(右)着用ビキニ&ボードショーツ
SURF CAPSULE BRALETTE BIKINI
SURF CAPSULE BAGGIES SHORTS
Reyla(左)着用ビキニ
SURF CAPSULE HIGH NECK BIKINI
Location:Surfer's Rentacar
Ami(右)着用ビキニ
ADIV HIGHNECK SURF BIKINI
Reyla(左)着用ビキニ
ADIV LEFT OPEN SURF BIKINI
この日は腰〜腹サイズのファンウェイブ。最初はビキニで、夕方すこし肌寒くなってきてからはウェットスーツを着てサーフィンをした。果敢にアウトのセットに挑むReylaと、インサイドのスモールウェイブをキャッチしてメロウに乗っていくAmi。2人のセッションは海と空がオレンジ色に染まるサンセットタイムまで続いた。
Ami & Reyla着用ウェットスーツ
BILLABONGのウェットスーツは全国のBILLABONG STOREにてオーダーが可能。好みのカラーや柄を選び、ご自身の体型にぴったりフィットするサイジングのオリジナル・ウェットスーツをカスタムメイドできる。
https://gsmjapan.meclib.jp/
アフターサーフは海を一望する「CINEMA HEAVEN」でティータイム。カラフルでお洒落なショップ&レストランにテンションが上がる♡ 今日乗った波、出会った景色、人々の話に花を咲かせながらいただいたオーガニックのチャイは海上がりの体を優しく温めてくれた。
Reyla着用コーディネート
Tシャツ:BIG CLEAN LOGO LOOSE T-SHIRTS
ショートパンツ:FOR SAND AND WATER PILE TOWEL UV SHORTS
ハット:SHORELINE BUCKET STRAW HAT
バックパック:MINI MAMA BACK PACK
Ami着用コーディネート
タンクトップ:GLOBAL GRAPHIC TANK
パンツ:CHILLWEAR EASY PANTS
Location:CINEMA HEAVEN
Day 2へ続く...(6/28 Wave/y Webにて記事公開予定)
BILLABONG【SUMMER DIARIES】
Model/Ami:@ami_angel, Reyla:@rayla_m25
Photos & Movie/Nachos:@nachos.san
Hair & Makeup/Ai Kobayashi:@AI beautician&photographer
Direction/Akiko Soga:@wavey_surf_commune
Produce/@billabongwomenjp
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BILLABONGのガールズサーフトリップムービー「SUMMER DIARIES」がリリース。
「私たちの大好きな季節が到来する。夏の暖かな空気に包まれると、ビキニとサーフボードを持って、トリップに出かけたくなる。Ami & Reylaとガールズトリップに出発した。海でゆるくサーフィンをして、ビーチでCHILL、自然を満喫するのがビーチガールのモットー。持ち物はビキニとワクワクする気持ち! "SUMMER DIARIES"。ビキニとともに夏の思い出を作ろう」、そんなメッセージとともに届いた映像がこちら。
ムービーの中にはBILLABONGの新作ビキニやウェットスーツもたくさん登場。カラフル&キュートでありながら、動きやすく脱げにくいサーフィンのためのビキニが多くラインナップするのも世界のトップ・サーフブランドならでは。また今季よりすべてのモデルがリサイクル素材などのエコマテリアルになっていることにも注目したい。
長い髪をなびかせ、優雅にロングボードを駆るAyumiさん。彼女のサーフィンは自然体のなかにもどこか華やいだ空気をまとっていて、Nachosをはじめ多くのウォーターフォトグラファーたちの被写体になっているので、インスタグラムなどですでにご存知の方も多いかもしれない。そんな麗しきレディスライダーが『Flow/er』というブランドを立ち上げると同時に、サーファーの体と心に寄り添う『Flow/er Coast Gym』をオープンしたという。波を求め、旅するように暮らし、暮らすように旅している彼女のライフ&スタイルと、『Flow/er』の活動を通して彼女が伝えたいことを聞いた。
*
Wave/y(以下、W):宮崎の海の中でお見かけしたとき、海に愛されているかのようにスムーズに何本もの波をキャッチして、そのすべてを綺麗に乗っていく女性サーファーがいるなぁと思っていたら、後からAyumiさんだったと知りました。サーフィンはいつから、もうどのくらいやっているのですか?
Ayumi(以下、A):海のない滋賀県で生まれ育ったので、昔はずっと山で遊んでいたんです。スノーボードが大好きで。そこに一緒に行っていた友達がサーフィンもやっていて、連れて行ってもらったのがサーフィンとの出逢い。最初の日は全然乗れなかったんだけど、それまで海に入ることなんてなかったから体が水に包まれる感覚がすごい爽快だったのを覚えています。波に巻かれて押し戻されるとか、上手くいかないことすら楽しくて「もう1回やりたい!」って。それが28歳のとき。以来すっかりサーフィンにハマって、休みのたびに海に行くようになり、旅にも出るようになり、13年が経ちます。
W:ずっとロングボードですか?
A:最初の10年はずっとショートボードをやっていて、今はロングボードがメインですね。海に行くときは一応ツインやミッドレングスも持って行って、その日のコンディションに合わせて板を選んで乗っているんですけど、でもやっぱりここ3年くらいはロングがいちばん楽しいかな。
W:いつも旅をしている印象があるのですが、今、拠点はどちらに?
A:「いつもどこにいるの?」って本当によく聞かれるのですが、ヨガやセラピーは関西で行うことが多いので、意外と関西にいたりしますよ。好きなサーフスポットはオーストラリア、メキシコ、バリ島。ここ2年は日本を周ることが増え、宮崎や沖縄によく行っています。月に一度は遠方へ旅に出ていますね。今年の夏には初めて北海道へサーフトリップに行く予定。日本各地にお邪魔すると思いますので、見かけたらぜひ声をかけていただけると嬉しいです。
W:お仕事は何をされているんですか?
A:私の仕事は、"人の体と心を健全にする"お手伝い。具体的には、26歳で出合ったA-Yoga Mind and Body Movement Therapyと、2016年に出合ったSource Point® Therapyというエネルギーワークをミックスして、グループでのレッスンや手を使って筋肉や筋膜にアプローチする個人セッションを行っています。A-Yogaはアスリートにも対応できるし、一方でリハビリなど自分で体を動かせない方や赤ちゃんにも対応できるメソッド。ソースポイントセラピーは体が健全な状態に自分自身の力で戻れるよう、体の周りや体の中にあるポイントに働きかけるエネルギーワークです。施術者がエネルギーを送るのではなく、受けているご本人のポイントが働き出すことでエネルギーが満たされ、肉体・感情・精神も含めて体全体が健全な状態に戻っていくため、心身の変化を感じやすいです。あとはヨガのインストラクター向けのセミナーや養成コーチなども行っています。
W:今年に入ってサーファーのためのジム『Flow/er Coast Gym』をオープンされたのも、今までご自身が学んできたヨガとエネルギーワーク、サーフィンから得られた経験や知識があっての流れだったんですね。
A:そうですね。きっかけは海で50代の方とお話しをしたとき、その方が言うには「いいパフォーマンスを長く続けるための体づくりや体の正しい動かし方を、若い時にもっと学んでおいたらよかった。サーフィンはずっとしてきたけど、今になって首や肩、腰が痛くなったときにどう対応していいかわからない」と。それを聞いたときに、私のこれまでの経験や知識がお役に立てるかもしれないと思ったんです。自分自身、40代になって体の動きをもっと丁寧に見ていく必要性を感じ始めていたタイミングでもあり、それなら"サーフィンのための体づくり"に特化したジムを作っちゃおう、って。
W:ジムには具体的にどんな内容・コンテンツが用意されているのでしょう?
A:このジムで目指すことは3つ。①なりたいサーフィンスタイルに近づく。②いつまでも波乗りを続けられる身体作り。③健全な日々へ繋がる、安定した身体の動かし方を学ぶ。具体的には、A-Yogaのメソッドを用いて骨のポジションを知り、関節の正しい動かし方を学ぶことで得られる筋肉の必要な出力と、反対に使いすぎている箇所をオフにするようなヨガのレッスンを行います。ここで身体の動かし方を習得し、体の可動域を高めたら、次はきちんとそれをパドリングやボードコントロールといったサーフィンのための動作に繋げていく。実際にフィンを外したサーフボードを使って、テイクオフのフォームを確認したり、ウォーキング時の足の運び方、ボードへの荷重のかけ方などを陸でのトレーニングとして行っていきます。
あとは波のサイズが大きいときの気持ちの整え方、波の波長と上手く合わないときにどうやってマインドセットするかなどのメディテーションやメンタルセラピーも。しばらくはオンラインでのレッスン&トレーニングがメインになるかと思いますが、対面でのリトリートが開催できるようになったら、陸ではヨガとサーフボードを使った陸トレ、その後、一緒に海に入って実践するところまでやりたいですね。
W:レッスンは男女問わず受けられますか?
A:『Flow/er Coast Gym』自体は女性も男性もOKで、年齢も問いませんが、私が女性だからできること、女性にこそ伝えたいこともある。たとえば女性は生理のときにいちばん体(靭帯)が緩むんです。そのときってじつは体を整えるのにはいちばんいい時期なんですよ。そういうことを知ると、しんどいと思っていた生理期間中も上手く楽しく体と向き合えてメンテナンスができたりする。だから女性サーファーに特化したコンテンツもこれからたくさん登場すると思います。
W:活動の母体となっている『Flow/er(フロウワー)』についても教えていただけますか?
A:コンセプトは「Flower for Flow/er(フロウする人々に花を)」。昨年末に公私ともにパートナーであり、サーファーでアーティストのIKIとの間で"花"がきっかけとなる出来事があって、「花って人の気持ちや生活を豊かにするよね。咲いているときも綺麗だけど、変化していく様も美しい。そんな美しい花と美しい人達を繋げるようなこと始めよう」と立ち上げたトータル・コミュニティー・ブランドです。
サーフィンを楽しみ、波に、人生に、"Flow"し続けている人たちってお互いを思いやり、愛のある方々ばかり。環境への適応が早かったり、今という時間を楽しむことが得意な人も多くて、思えばそういう人たちはこれまで旅してきた世界各地にもたくさんいました。だから『Flow/er』には「独りで自生するのではなく、世界中で、仲間と一緒に花開く人生を送れるように」という願いも込めていて、人と人はもちろん、人と土地、コミュニティー同士が繋がり、出逢いと幸せが広がるような場と機会もこれから創っていきたいと思っています。
W:アート、アパレル、ジムなど多岐にわたるコンテンツを同時進行されていますよね。そのどれもがお洒落でサーフライクで。
A:ありがとうございます。今はIKIのアート、そして私はサーフィンを開花させるジムをオープン。他にもNachosをはじめとするウォーターフォトグラファー達の作品にIKIが花をコラージュするなどの作品を作ったり、イラストを落とし込んだアパレルの制作も進んでいます。今後は作品の展開とともに、サーフトリップへ出かけ、各地のFlow/erたちとの輪を繋げる活動も行っていく予定。ぜひ皆さん一緒に旅へ出かけましょう!
W:このプロジェクトの行き着くところ、Ayumiさんのこれからの夢は?
A:今、お話ししたことを全部実現させていきたいのも夢ですけど、いちばんはやっぱり皆さんの中に必ずある自己治癒力への気づき、自分で自分の心と体をメンテナンスできることを、できるだけたくさんの人に知ってほしいですね。痛みや不調があることほど憂鬱なことってなくて、余裕もなくなり、見える世界や食べ物の味すら変わってしまう。だから、サーフィンをするにも、人を愛するにも、まずは健康じゃないと!
W:健康な人が増えて、生きる喜びや幸せを素直に感じられる体と心を持つ人が増えたら、地球上にも幸せの波動がどんどん広がっていきますもんね。
A:まさにその通りです。サーフィンだって体が調子良く動けばもっと楽しいし、いくつになっても上手くなれるはず。男性にはいらっしゃいますが、60代以上でサーフィンしている女性ってまだなかなか見かけることがないから、これから日本の女性サーファーもみんなそういう風になっていったらカッコイイですよね。私もサーフィンは大好きでずっとやり続けたいと思ってるからこそ、いつまでも健康で、サーフィンをより楽しくより長く続けていくための体と心のケアを『Flow/er Coast Gym』から発信していきたいです。
*
これまで外に向きがちだった意識が内に向くようになったこの2年、本当に大切にすべきはまず自分だということに気づき、生活環境を見直したり、社会の中で抑制されてきた思考や感情を解き放つ人がぐっと増えたように思う。自分の体と心と向き合うことは、自分を大切にすること。「サーフィンをするにも、人を愛するにも、まずは健康じゃないと!」。Ayumiさんの言葉と『Flow/er Coast Gym』もまた、その道筋をサーファーらしくシンプルに照らしてくれる。なりたい体と心、思い描く未来は自分で作ろう。健やかで、自由と幸せに満ちた新しい世界は、私たちが作ろう。
Ayumi Yamazaki
滋賀県生まれ、大阪在住。高校時代よりスノーボードに夢中になり、26歳でヨガ(A-Yoga Mind and Body Movement Therapy)、28歳でサーフィンに出逢い、36歳でソースポイントセラピーを習得。現在は旅をしながら暮らし、暮らすように旅をしながら、ヨガとエネルギーワークをミックスした施術で人の体と心を健全にするボディワーカーとして活動している。今年よりアート、アパレル、ボディワークなどを統括したコミュニティ・ブランド『Flow/er』をスタート。自身主宰の『Flow/er Coast Gym』もオープンし、サーファーのための体づくりをオンライン等でサポートしている。Instagram:@ayumi_sunn, @flow_er.com_
サウナストーンに水をかけて熱い蒸気を発生させ、室温を一気に上げて発汗を促すフィンランド式サウナ入浴法「ロウリュ」でしっかりと汗をかいた後は、Surfersからビーチへ続くプライベート階段を降りて、そのまま海へ。
そう、『BILLABONG BARREL』のコールドバスはなんと海! サウナで熱く火照った身体に海の水がひんやりと心地よい。サウナ、そして冷たい海に入ったあとの外気浴で、心と体が完全に整う。
夏じゃなくても海辺でビキニを着て遊べるのが最高! 身体を温め、発汗でデトックスするサウナ+Surfersの美味しいご飯+プライベートデッキ付きの『BILLABONG BARREL』は、春のビーチガールズパーティーにもぴったり。
波がある日にはサーファーが波に乗る姿を、サンセットタイムには空と海をオレンジ色に染める美しい夕陽を眺めながら、優雅な"サ活"を楽しもう♡
<サウナ&デッキ貸し切りプラン>
▪︎場所代:¥16,000/3時間
※11:00~14:00、15:00~18:00の貸切2部制。
参加可能人数は1~8人。1人¥3,000のフード+ワンドリンク、もしくは¥5,000のバーベキューを要オーダー。料金はすべて税込。
<Surfers(サーファーズ)>
湘南・逗子の岬にある絶景のレストラン。世界各国のテイストをアレンジしたオリジナリティ溢れるフードとドリンクを楽しめる。海が一面に広がるデッキ席からはビーチに続く階段があるため、海遊びもできるのがうれしい。カフェ併設のセレクトショップではビラボンのビキニやボードショーツ、リラックスウェアなどのアイテムも揃っているので、ショッピングや手ぶらでサウナもOK。
〒249-0007
神奈川県逗子市新宿5-822-2
TEL:046-870-3307
営業時間:11:00~22:00
定休日:不定休(荒天休業。また貸切やライブイベントの日もあるので、お出かけ前にはホームページを要チェック)
https://surfers.jp
BILLABONG(ビラボン)
オーストラリア・ゴールドコーストで1973年にスタートしたブランド。すべては創立者ゴードン・マーチャントの自宅のキッチンテーブルの上で作られた素朴なボードショーツと手編みのビキニからスタートした。ビラボンは「革新的なサーフカルチャーを通して、未来を担う次世代をインスパイアすること」というひとつのシンプルなミッションのもと、サーフカルチャーに根ざしたアパレルとアクセサリーの世界を長きにわたり牽引。ビラボンが行うあらゆるアクション、そして生み出すすべてのプロダクトには、ブランドのアイデンティティーと哲学が織り込まれているの。「ビーチで過ごしやすく、リラックスできる。そして情熱的かつ遊び心にあふれ、着心地がいい」。そんなビラボンのアパレルとスイムウェアは、海を愛するすべての人たちを応援している。
URL:https://www.billabongstore.jp
Instagram:@billabongwomensjp ,@billabong_japan
11月13日(土)、11月14日(日)の2日間、Wave/y Surf Partyの会場である茅ヶ崎マーヴィスタガーデン内スタジオにて、プロサーファー・水野亜彩子プロによる「Women's ピラティス」セッションを開催します。
15歳からのプロサーファー活動で、腰痛などの怪我や不調に悩まされる中、ピラティスに出会ったという亜彩子プロ。
「最初はトレーニングと併用して、身体のコンディショニングのためにピラティスを取り入れていました。ピラティスを通して”呼吸”・”骨格”・”身体”の使い方を学び、自分の心身と丁寧に向き合うことで怪我と不調がどんどん解消され、サーフィンでも安定性が増し、技の成功率と技術向上につながったのです。
ピラティスは身体の不調を快癒させるリハビリとして開発されたものであり、年齢を問わず、アスリートから運動経験のない方まで、あらゆる方にフィットし、健康と生活の充実につながります。そんなピラティスの素晴らしさに魅了され、Basiピラティスのインストラクターの講師資格を取得。人生100年時代といわれている世の中、運動をすることで少しでも健康で楽しい人生を送ってもらえるように、また心身ともに健やかに、豊かになるような、そしてお客様一人ひとりに寄り添うレッスンを心がけています」。
亜彩子プロのピラティスは彼女自身のプロサーファーとしての経験と視点から、サーファー独自の身体や動きにもフォーカス。
「パドリングが安定しない。ドルフィンスルーが上手くできない。テイクオフが難しい。乗ってからも足が疲れる…。女性サーファーならではお悩みをお持ちの方って多いはず! そんな悩みの原因を理解して、サーフィンに必要な筋力と動作をサポートするピラティスセッションを通して、女性ならではのしなやかで強く美しい身体を作っていきましょう♪」
水野亜彩子プロによる女性のためのピラティス・セッションは、11月13日&14日の2日間ともに13:00~14:30の開催。ご予約・お問い合わせは亜彩子プロのインスタグラム・ピラティスアカウントDMまで。水野亜彩子インスタグラム
【Women's ピラティス by 水野亜彩子プロ】
※各クラス共通:定員8名 ※ヨガマットは各自ご持参ください。
日時
①11月13日(土)=13:00~14:30
②11月14日(日)=13:00~14:30
◆料金:2,500円(全クラス共通)
◆予約・問い合わせ: @asakopilates
◆会場:茅ヶ崎マーヴィスタガーデン/〒253-0054 神奈川県茅ヶ崎市東海岸南2-11-15
◆水野亜彩子
JPSA公認プロサーファー/Basiピラティスインストラクター/EBTA耳ツボセラピスト
当時、女子史上最年少の15歳でJPSAショートボードプロ資格取得。同年ルーキーオブザイヤーに輝く。 以後、国内外の試合を転戦し、日本代表として世界選手権に4度出場。JPSAでは2011年に初優勝、2014年には年間ランキング2位に輝く。現在はサーフィン大会の解説者としても活躍中。 選手時代にピラティスに出会い、その効果に魅了されインストラクターの資格を取得。現在はプロサーファー、ピラティス・インストラクター、耳ツボセラピストとして、より多くの方が心身ともに健やかで幸せな日々を過ごすきっかけとなるようなセッションを行っている。
戦歴
・2008年 JPSAショートボードプロ公認資格取得。ルーキーオブザイヤーに輝く。
・2008年 WSL(当時ASP)World Junior Champion Ship日本代表
・2009年 ISA World Junior Surfing Champion Ship U16 日本代表
・2011年 ISA World Junior Surfing Champion Ship U18日本代表
・2011年 VQS日本代表
・2011年 JPSA 第16回I.S.U茨城サーフィンクラシックGOTHA G-LAND CUP 優勝
・2014年 JPSA年間ツアーランキング 2位
TV出演
・世界まる見え特捜部
・ジャンクスポーツ
・スポーツジャングル
・炎の体育会TV
・ひるおび/オリンピックサーフィン競技解説
・Abema TV/JPSA WSL ISA解説
ピラティス
・2020年 LiveRun/ピラティス担当
・2020年 MOVEMENT Quality of life/ピラティス担当
・2020年 THALEIA/プロサーファーが教えるピラティスレッスン
・2020年 ON THE PIG’S BACK/ランチピラティス
・2021年 Bayflow PILATES&YOGA&TALK/ピラティス担当
・2021年 FINE PLAY WORK SHOP ピラティス&ヨガ体験レッスン/ピラティス担当
9月5日(日)、宮崎県・木崎浜にて『Wave/y ✴︎ Women'sビーチセッション』を開催します! このビーチセッションの目的は、「女性サーファー同士が出逢い、交流を図りながら、わきあいあいと楽しく宮崎の海でサーフィンしよう♡」というもの。フォトセッション+サーフセッションの二本立てになっていて、ショートボード、ロングボード問わず、ご自身でゲッティングアウトとテイクオフができる方ならどなたでもお氣軽にご参加いただけます。
宮崎在住の女性フォトグラファー・Mayaさんに、ビーチや波打ち際で可愛いスナップやポートレートを撮影してもらったら、その後は海でサーフィン! サーフィンをするときはどなたでも安心して海に入れるよう、宮崎を代表するプロサーファー・秋本祥平プロのオーガナイズのもと、ロングボード&ショートボードのどちらもJPSA公認プロ資格を持つ西口京佑プロが一緒に海に入ってくださいます。海の中では、西口プロからサーフィンのワンポイントアドバイスもいただけるので、ぜひ色々お話ししてみてくださいね。
さらには、ビーチから歩いてすぐの「MIYAZAKI BEACH CLUB」にて駐車場、シャワー、ラウンジのが利用できる特典+アフターサーフの1ドリンクサービス付き。9月5日(日)は「MIYAZAKI BEACH CLUB」に、宮崎初上陸のLeona Surf、Baby Shaman Herb のPOP UPも湘南からやって来るので、美味しいドリンク片手にショッピングも楽しんじゃいましょう!
宮崎の海で、女の子たちが楽しく、幸せにサーフィンができるように。そのために秋本祥平プロ、西口京佑プロをはじめ、たくさんの宮崎の方にご理解・ご協力いただいて実現した、超豪華なのにとてもあたたかく、心強いWomen'sビーチ&サーフセッション。午前の部は11:00〜13:00、午後の部は15:00〜17:00。各回定員5名の募集です。9月5日(日)に宮崎にいる女性サーファーの皆さん、ぜひ木崎浜でハッピーガールズセッションしましょう♡ たくさんの仲間と出逢い、つながり、プロサーファーのサポートも受けられるので、お一人のご参加でも、宮崎の海が初めての方でも安心してお楽しみいただけると思います。
タイムスケジュール等の詳細は、下記よりチェック。ご予約はWave/y オンラインストアよりチケットのご購入をお願いいたします。
Photos by Maya
Maya:宮崎県在住のフォトグラファー。何気ない日常に出会う瞬間や、自然が創造するArtを写真に撮りたくていつもカメラを持ち歩く。「ただ好きで撮っているだけ...」
Instagram >>> @dillphotodelic
西口京佑:1996年2月2日生まれ(25歳)。宮崎県在住・大阪府出身。JPSAショートボード、ロングボード公認プロサーファー。2014年=NSA第49回全日本サーフィン選手権大会 (ジュニア) 1位。2018年=JPSAロングボード2018年度ルーキー・オブ・ザ・イヤー。2021年=JPSAロングボード第1戦さわかみチャレンジシリーズ一宮プロ 3位、JPSAロングボード第3戦 さわかみチャレンジシリーズ 千倉オープン 2位。
Instagram >>> @keisuke_nishiguchi
企画協力:MIYAZAKI BEACH CLUB、CONNECT JOURNEY、秋本祥平プロ
【コンテンツ】
①フォトセッションby Maya Photography
宮崎在住の女性フォトグラファー・Mayaさんにビーチでのスナップ&ポートレートおよびサーフィンのライディングの撮影をしていただきます。
②木崎浜にてサーフィン Support by 西口京佑プロ
木崎浜にてサーフィンをします。西口京佑プロにサポートについていただきます。
③MIYAZAKI BEACH CLUBにて1ドリンク付き+施設利用(駐車場、シャワー、ラウンジ)
ビーチからすぐの「MIYAZAKI BEACH CLUB」の駐車場、シャワー、ラウンジがご利用いただけます。またアフターサーフには1ドリンクサービスをお楽しみいただけます。
【スケジュール】
9月5日(日)
① 11:00~13:00/定員5名
② 13:00~15:00/定員5名
※女性限定。要事前予約。
※自分でゲッティングアウト、テイクオフができるレベルの方が対象です。
※サーフボードは各自ご持参ください。レンタルのご用意はありません。
◆参加費:お一人様 12,200円(税込)
『Wave/y * Women'sビーチセッション in 宮崎』 お申し込みはこちら
【必ずお読みください】
※事前にWave/yオンラインストアより参加チケットをお買い求めください。
※チケットご購入後のキャンセル・日時の変更等はできません。
※雨天決行、荒天(台風等)中止とさせていただきます。
※小学生以下および男性はお申し込みいただけません。
※ご自身でゲッティングアウト、テイクオフができる方が対象です。今回は大変申し訳ありませんが、サーフィンのご経験がない方、初心者で押してもらわないと乗れない方はお申し込みいただけません。
※サーフボード、ウェットスーツは各自ご持参ください。レンタルのご用意はありません。
※開始15分前までに着替え・用意を済ませてMIYAZAKI BEACH CLUBエントランスにお集まりください。
※十分な水分をご用意ください。
※フォトセッションは天候等の事由によりMIYAZAKI BEACH CLUB内での撮影に変更になる場合がございます。
※撮影した写真データは後日、ダウンロードURLをメールでお知らせいたします。セレクト、現像に約1週間程度お時間をいただきますことをあらかじめご理解ください。
※レジャー保険、スポーツ保険等は各自ご加入ください。
※フォトセッション、サーフィン中の自損による事故・怪我等につきまして、イベント主催側は一切の責任を負わないものとします。
※ご質問はWave/y Webのコンタクトフォームよりお問い合わせください。
Wave/y Surf Partyの期間中、女性ウォーターフォトグラファー・Nachosさんによるビーチフォトセッションを開催します! 場所はイベント会場のマーヴィスタガーデンからほど近い茅ヶ崎海岸にて。おもにビーチでのポートレート、水中スナップ(パドリング、波待ち)を撮影します。
7月31日(土)、8月1日(日)ともに明るく爽やかな朝の光の中でのモーニングセッションと、ロマンティックカラーに包まれるサンセットタイムセッションの1日2回の開催。サーフボードとカメラを片手に世界を旅するSaltybabeフォトグラファー・Nachosさんに、この世でたったひとりの美しい"海で輝く自分"を映し出していただくとともに、彼女のライフワークである「海+旅+女の子の物語」の1ページにあなたもジョインしてみませんか?
おひとりでの参加も、お友達とご一緒での参加も大歓迎です! ビーチフォトセッションのご参加者の皆様にはNachosさんの写真集「SEA FLOWERS」をプレゼントさせていただきます。女性限定、要事前web申込。
●7月31日(土)
9:00~10:30/定員3名
15:30~17:00/定員3名
●8月1日(日)
9:00~10:30/定員3名
15:30~17:00/定員3名
◆参加費=お一人様 12,200円(約20カット程度)/写真集「SEA FLOWERS」付き
【必ずお読みください】
※事前にWave/yオンラインストアよりお申し込みください。
※お申し込み後のキャンセルは、1週間前まで100%/6日前~前日まで70%をご返金させていただきます。ただし、いずれの場合も手数料一律1,000円を別途申し受けます。
※当日のキャンセルはできません。ご返金もいたしかねます。
※撮影した写真は後日データをメールでお送りします。
※開始15分前までに着替え・用意を済ませてマーヴィスタガーデン本館入り口カウンターにお集まりください。
※サーフボード、衣装、花などの撮影小物は各自ご持参ください。
※サーフィンのライディングの水中撮影は含まれません。
※お友達とご一緒に同枠で参加される場合は、個人のポートレートの他に、お友達とのスナップも撮影いたします。
※撮影した写真はWave/yのWebまたはSNSで使用させていただく場合がございます。
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7月31日 & 8月1日の2日間、マーヴィスタガーデン内スタジオおよび茅ヶ崎海岸にて、女性限定のサーフィンレッスン by 『Corrective Surf’n Fitness』を開催します!
オールレベル向けのスタジオレッスン(①)は「テイクオフマスター」の座学&屋内トレーニング。サーフィンの基本であるテイクオフを、より楽に、よりスムーズに行うための、波とそれに合わせる身体の使い方を学びます。ここで学んだテイクオフ動作は自宅でも反復練習でき、頭で理解し、身体を意識して使うことをしっかりと覚えた先にはテイクオフが劇的に変わると大評判。サーフィンを始めたばかりの方はもちろん中・上級者にも感動必至の『Corrective Surf’n Fitness』の人気ナンバー1講座です(※ショートボード、ロングボード共通のメソッドなので、すべてのサーファーに受講いただけます)。
さらに中・上級者の方にはスタジオトレーニングの後、実際に海に入ってコーチングを受けられるコース(②)をご用意。Corrective Surf’n Fitness主宰・脇祐史プロと一緒に海に入り、おひとりずつの課題チェックや、サーフィンが上手くなるためのアドバイスが受けられます。
Rider : Yuji Waki
オーストラリアNo.1サーフィンコーチ、 クレイトン・ニーバナー氏が作り上げた「サーフィンがより楽しく、より簡単に」上手くなるための理論とコーチングを日本で教える『Corrective Surf’n Fitness』のサーフィンメソッドを体感するチャンス。しかも今回は特別に、全クラス女性限定&スペシャルプライスでの開催です。気になっていた方、サーフィンがもっと上手くなりたい方、プロサーファーやガールズとサーフセッションを楽しみたい方はこの機会にぜひ!
①サーフィントレーニング(オールレベル/屋内スタジオ)
マーヴィスタガーデン内スタジオにて、「テイクオフマスター」(座学&屋内トレーニング)を行います。所要時間約1時間30分。オールレベル対象、女性限定。※要事前Web申込。
・7月31日(土)13:00~14:30/定員5名
・8月1日(日)13:00~14:30/定員5名
◆参加費:5,000円(税込)
②サーフィントレーニング&実践コーチング(中級レベル以上/屋内スタジオ+海)
マーヴィスタガーデン内スタジオにて、「テイクオフマスター」(座学&屋内トレーニング)を行った後、『Corrective Surf’n Fitness』主宰・脇祐史プロと一緒に海に入って、実践コーチングを行います。自分でゲティングアウト、テイクオフできる中級レベル以上の方対象、女性限定。サーフボードは各自ご持参ください。所要時間約4時間(着替え、海への移動時間含む)。※要事前Web申込。
・7月31日(土)13:00~17:00/定員5名
・8月1日(日)13:00~17:00/定員5名
◆参加費:12,000円(税込)
【必ずお読みください】
※事前にWave/yオンラインストアより参加チケットをお買い求めください。
※チケットご購入後のキャンセルは、1週間前まで100%/6日前〜前日まで70%をご返金させていただきます。ただし、いずれの場合も手数料一律1,000円を申し受けます。
※当日のキャンセルはできません。ご返金もいたしかねます。
※小学生以下および男性はお申し込みいただけません。
※開始15分前までに着替え・用意を済ませてマーヴィスタガーデン1階・トレーニングスタジオにお集まりください。
※動きやすい格好でお越しください。また十分な水分をご用意ください。
※海での実践コーチングに参加される方は、各自でサーフボード、ウェットスーツなどをご持参ください。レンタルのご用意はありません。
※海での実践コーチングは天候等の事由により屋内メニューに変更になる場合がございます。
※レジャー保険、スポーツ保険等は各自ご加入ください。
※トレーニングおよびサーフィン中の自損による事故・怪我等につきまして、イベント主催者およびCorrective Surf’n Fitnessは一切の責任を負わないものとします。
※レッスンに関するご質問等は、Wave/y Webのコンタクトフォームよりお問い合わせください。
ようこそ。 “Cute” な世界へ。
“Cute”って一つの意味だけじゃないの。それだけじゃ私たちを言い表せない。
ROXY誕生から30年。今回リリースされたフィルム『“Welcome to the New Cute』は、長きにわたり海や山で活躍する女性アスリートたちをサポートしてきたROXYならではの “Cute”を表現したものとなっている。
本作には、ROXYがサポートしているロングボード世界チャンピオン2冠のケリア・モニーツ、ショートボード世界チャンピオン7冠のステファニー・ギルモア、ショートボード世界チャンピオン4冠のリサ・アンダーソンといった女性サーファーたち、そしてスノーボードのオリンピック金メダリストであるクロエ・キム、トラ・ブライトらが登場。ROXYアスリートたちの美しくもチャレンジングで “Cute” なシーンがキャプチャーされている。転倒やワイプアウト、バレルで折れた歯、骨折、ワールドタイトルの瞬間。そのどれもがROXYの想う “Cute”であり、新しい時代を生きる女性たちへのメッセージを込めて。
さて、あなたにとっての “Cute” って? 思い浮かんだら、ぜひ #RedefineCute のタグをつけて、自分にとっての “Cute” をSNSでシェアしてみて!
ROXYフィルム『“Welcome to the New Cute』の日本語翻訳版は、ROXYジャパンによる下記の特設ページよりご覧いただけます。
世界がロックダウンし始めた2020年3月、ブリッサ・ヘネシーとそのファミリーはフィジーの離島・ナモツ島に飛んだ。このフィルムには、南太平洋に浮かぶ小さな島で、地元の人々とともに約9ヵ月間を過ごしたブリッサのサーフィンライフと、彼女がクラウドブレイクでのヒュージウェイブチャージによってかけがえのない成長体験と積み重ねていく様子が収められている。
「島での最高の瞬間は、地元のみんなをサーフィンに連れて行ったときのことでした。 多くの人は泳ぎ方を知らず、サーフボードに乗ったことがある人も少なかった。彼らのサーフィンがどんどん進化していくのを見るのは、素晴らしい体験でした! 誰かがサーフボードに立ち上がり、初めて波に乗る。 その一部を担うことはとてもフレッシュで刺激的で、今、私がすべきことだとも思いました。 そして地元の人々はサーフィンに夢中になり、毎日サーフィンに行くようになったのです」。
そしてブリッサ自身もまた、フィジーで大きな成長と変容を遂げていく。「2020年のある時期から、私はクラウドブレイクに挑戦し始めました。最初はリップからフォールアウトしないことだけに集中していたのですが、時が経つにつれて、違うことにフォーカスしながらセッションするようになりました。新作『FIJI PERSPECTIVE』にも出てくるいくつかのセッションの波はとても巨大で、正直、本当に怖かった。私は自分が持っている恐怖心を受け容れなければなりませんでした。それを見て見ぬふりして無いものにするのではなく、私の中に恐れがあることを確かに認め、受け容れざるを得なかった。しかし、そうしたことで私は目覚めることができたのです。まだ起きてもいない先の失敗ばかりを考えて恐怖心を呼び起こしているのが自分自身であることに氣付いたときから、今この瞬間と自分を信じることだけにフォーカスできるようになっていったのです」。
「海の真ん中は常に予測不可能であり野生的で、何が起こるかわからない場所です。だからこそ、今この瞬間をしっかりと見つめ、自分の直感に耳を傾ける必要があります。受容・静観・平常心というその一連の学びは、私にとって本当に役に立ちました。恐怖は不快なものですが、受け容れ、静観し、内省すればその感情がどこからやってきたものかが判り、本来の自分を取り戻せることをクラウドブレイクで学んだのです。先のワイプアウトを無闇に恐れて不安なままでいる? それともメイクしたときの喜びと自分自身の可能性を信じて成長する? って」。
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「私たちは自分のエゴに邪魔されて、今を生きること、今この手の中にあるもの、今ここから何を学べるかということを忘れがちです。そう、私たちは先のことを考え過ぎている」。
「私にとって海は、自分の内面を映し出す場所であり、本来の自分にコネクトできる場所でもあります。海は常に変化していて、怖いときも、怒っているときも、美しいときもある。それはまるで変化する感情を抱え、みんな違っている私たち人間の鏡のよう。海がいつも美しく、静かな状態に戻るように、私たちにもそうなれる力があります。静けさはいつも自分の中にあるからです」。
写真や映像で切り取られ、世に配信されているプロサーファーのライディングは完璧にメイクしているものがほとんどで、まるで彼らはミスやワイプアウトなどしないスーパーサーファーのように思えたりする。しかし、このフィルムにはビッグウェイブで何度もワイプアウトし、チューブの中で巻き上げられ、弾き飛ばされるブリッサの姿がある。彼女もまたひとりの女性であり、トライ&エラーを重ね、恐怖や壁を乗り越えてきたひとりのサーファーなのだ。フィルムには2019年のWCTルーキーイヤーを「他の選手と比べ、自分を見失った」と振り返るシーンも。
フィジーでブリッサが得た最大のものは、恐怖を克服する心術と海からの氣付き。サーファーガールなら誰しもがインスパイアされるだろう『FIJI PERSPECTIVE』。そして本記事の原文(一部抜粋)となったリップカール・オーストラリアによるブリッサのインタビュー記事『It's All About Perspective』もぜひ合わせて読んでみてほしい。
RIP CURL
BILLABONGが、チームライダー松田詩野のサスティナブルなサーフィンライフを切り取ったイメージムービーをリリース。 “私たちにできるエコアクション“というテーマの中、松田詩野の 1 日を追いながら、植物由来の天然ゴムを主原料にしたBILLABONGのウェットスーツをはじめとするサスティナブルなアイテムを発信し、自然へのメッセージを伝える作品になっている。
本作品で彼女は、「海に限らず、自然が大好きで、自然からパワーをもらうことが多い。サーフィンという競技は海がないとできないスポーツだから、毎日接する海を綺麗に保ちたいという想いはすごくある。BILLABONGはウェットスーツや水着、洋服などサスティナブルな素材を使ったアイテムがあるので、洋服を選ぶときはそういった素材を選ぶように心がけている。私自身も、もっと地球環境への想いを発信していきたい」と語る。
ムービー内で松田詩野が着用しているウェットスーツは、植物由来の天然ゴムを主原料にした Yulex®pure stretch と生分解性リサイクル繊維 CiCLO®を使用し、裏起毛にはノーベル賞テクノロジーによって開発された超先進素材 Graphene を採用したもの。このウェットスーツの着心地、脱着のしやすさ、暖かさ、動きやすさ、そして環境への優しさは、ぜひムービーをチェックして、彼女自身の言葉による説明を聞いてみて!
BILLABONGでは2021年からすべてのスイムウェアをリサイクル素材から作ることとし、ウェットスーツやアパレル、バッグにもオーガニックコットンやリサイクル素材を積極的に採用。さらにタグやショッパーをフリープラスチック化するなど、グローバルサーフブランドとしていち早く、そして大きなスケールで、世界中のサーファーが地球と共存しながら、よりサスティナブルにサーフィンを楽しめる未来のために前進し続けている。
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ハワイ語で"最高"を意味するブランド「DAKINE」(ダカイン)が、土に還るデッキパッドを開発。アメリカ・Ecologic社とパートナーシップを組み、デッキパッドの主材料となるEVAフォームにプラスチック製品の生分解を加速する有機添加物「ECO-ONE®️」を配合することで、地中に埋めた場合、数年で生分解し、バイオマスとして再生可能エネルギーにもなるという「DAKINE/ECO-ONE®️・フレンドリーフォーム」を誕生させた。
現在、人気のジョン・ジョン・フローレンスモデル、アンディ・アイアンズモデル、ブルース・アイアンズモデル、カリッサ・ムーアモデルをはじめ、すべてのDAKINEのデッキパッドが「ECO-ONE®️・フレンドリーフォーム」に材質チェンジされており、今シーズンより販売パッケージもプラスチックを一切使わない紙製に。
ビッグウェーブのジョーズやウインドサーフィンの聖地であるホキーパを有し、SUP誕生の地でもあるハワイ・マウイ島で生まれたDAKINE。エクストリームな波や風に乗り、海を遊ぶための質実剛健なエクイップメントをリアルウォーターマンたちと生み出してきたこのブランドの魂は、そう、いつだって地球へのリスペクトとともにある。
世界を旅し、カメラ片手に海を泳ぐ。そして”Salty Babe”たちが波と戯れる美しい瞬間を、そこにあるハッピーなヴァイブスとともにフレームに収める水中フォトグラファー、Nachos(ナチョス)。こと、ナチョちゃんと初めて会ったのはバリ島の街角、バトゥボロンというサーフポイントからすぐのレストラン。蒸し暑いけれど潮風が心地いいアウトサイドの席に座って、ビールで乾杯して、おしゃべりしながらフィッシュタコスを食べ、ワインを飲んだ、It was just a surfer girls’ night.
それから1年。Wave/yのカバーショットをお願いするタイミングで再会した彼女は、DIYしたというボヘミアンで可愛らしいVANに、サーフボードとカメラ機材、自作の写真集「SEA FLOWERS」を積んで、湘南にやってきた。
"海+旅+女の子の物語"をテーマに写真を撮り、言葉を紡ぐことをライフワークにしているNachosの素顔こそ、一目会ったら「あぁ、だからこんなに彼女の写真はピュアでラブリーなんだ」とわかる、とってもチャーミングなサーファーガール。だから今回は、いつもは伝える側にいる彼女自身の海と旅、フォトグラファーになるまでとこれからの物語を、ここに。
Wave/y(以下、W):サーフィンに出逢ったのはいつ?
Nachos(以下、N):高校生のときです。伊良湖の近くに住んでいたので、周りにサーファーの友達が多くて、よく海に遊びに行っていて。そのときにちょろっと海に入ったのが最初で、本気でボディボードをやるようになったのは3、4年経ってから。仲のいい友達と一緒に海に入るようになったら楽しくなって、上手くなりたいって思うようになって、いつの間にか夢中になっていました。
それで、21、2歳の頃、初めてバリ島に1ヶ月、サーフトリップに行ったんです。当時、一緒に行った子たちはまあまあ上手くて、私はまだ下手で......一人だけゲットができなかったんですよ。それがすごい悔しくて、日本に帰ってきてからめちゃくちゃ海に入るようになりました。それからはずっと、海に入って、仕事をして、お金が貯まったら海外にサーフトリップに行く生活。いちばんよく行くのが大好きなバリ島で、あとはメキシコ、カリフォルニア、オーストラリア、ニューカレドニア、フィリピンにも行きました。
W:サーフィン中心で過ごした20代を経て、写真を撮り始めたきっかけは?
N:5、6年前にバリ島で友達になった外国人の女の子たちと水着を作って売るビジネスをしたことがあったんです。当時、インスタグラムが流行り始めた頃で、サーファーやビキニの女の子の可愛い水中写真をよく目にするようになっていたから、その水着のヴィジュアルもウォーターショットで撮影してもらおうと思ったんですけど、結局、バリでは水中写真用の機材がないとか、水中カメラマンのフィーが高いとかで思ったような写真を撮ることができなくて。「じゃ、自分で撮れるようになった方が早いな」って。
W:水中写真がスタートだったんだ!?
N:はい(笑) バリにいる間に海で会う外国人の水中カメラマンたちにどんな機材を使っているかを色々聞いて、日本に帰ってからアルバイトを増やして、いきなり本気のカメラとハウジング(※水中写真用のカメラカバー)を買っちゃった。それで、そのカメラを持ってメキシコに行ったんです。
メインはサーフトリップで、写真は「ちょっと撮れたらいいな」くらいの気持ちだったんですけど、ある日の夕方、メキシコのサユリータっていうポイントで入っていたら、めちゃくちゃ可愛いロングボーダーの女の子が私の目の前を通り過ぎて行って、その瞬間、「うわぁ、可愛い! こういう写真でしょ!」ってなって! その後はもう夢中で、とにかくすぐに海から上がって、板をそのままビーチに置いて、メキシコの街を水着のまま全力で走って、走って、走って…。宿に置いてあったカメラを持って、また走ってビーチに戻って。日が暮れてきたから急いで海に入って、その子のところまで泳いで行って「写真を撮らせてください!」って言って、撮らせてもらった。
その時のメキシコの景色、夕暮れの海、そして彼女。なにもかもが綺麗で、その1回で写真を撮ることにハマっちゃいました。後から知ったのですが、その子はローラ・ミニョ(※メキシコ・サユリータローカルのプロロングボーダー)だったんです。
W:わぉ! メキシコですごく運命的な出逢いと体験をしたんだね。
N:そうですね。それからもう次の日はサーフィンよりも写真が撮りたくて、ローラがいつ来てもいいように、朝からカメラを準備してビーチでずっとスタンバイしていたくらい。そしたらローラが来てハイファイブしてくれて、それもすっごく嬉しくて、海に入ったら今度はポジショニングもままならない私が一生懸命浮いてるところに合わせて乗ってきてくれた。プロですよね。それを見ていた他の子たちも、カレントやリーフの位置を教えてくれたり、いっぱい話しかけてくれたりして、写真を通してコミュニケーションが生まれる楽しさもそこで知ることができました。
W:ところで、旅に出る前から水中カメラを持って海で泳ぐ練習はしていたの?
N:全然してないです(笑)。でも海外のラインナップで水中カメラマンを見たことはあったので、アウトまでのロングスイムやカメラを持っての立ち漕ぎは当たり前だと思ってた。足が着くところで撮るとかそういうつもりは全然無かったですね。水泳はそんなに得意じゃないけど、ずっとボディボードをやっていたからフィンを使って泳ぐことに慣れていたっていうのは大きいかな。
W:カメラを持って海へ、旅へ出るようになった先にはどんな新しい世界が待っていた?
N:海で写真を撮るようになってから、どこの国に行っても声をかけられることがすごく増えました。海上がりや、夜、パーティーに遊びに行ったときとかに「今日、海で写真を撮ってた子だよね」って言われたり、「Nachos !? 私、あなたに会いたかったのよ!」って海の中でいきなり外国人のサーファーに声をかけられたり。
海外には女の子のウォーターフォトグラファーもけっこういるので、海の中で交流が生まれることもあります。女の子同士だからお互いに声をかけ合ったり、情報交換したり。以前、憧れていた女の子のカメラマンが海の中で私の写真を撮ってインスタグラムに上げてくれたことがあって、キャプションには「旅に出て写真を撮るのは楽しい。でも海の中でひとりで泳いでいて波が大きかったりするとナーバスになるときもある。そんなとき横を見たら、もうひとりの私がいた。その子の存在は大きかった」って書いてくれていた。すごく嬉しかったし、みんな同じ気持ちなんだって励まされました。
サーフィンを愛する女の子たちのハッピーで美しく輝いている瞬間を写真に撮ることと同じくらい、そこから派生するコミュニケーションも私にとっては大好きで、大切なもの。失敗も凹むこともいっぱいありますけどね。カレントに流されたり、怖くてラインナップに辿り着けずに引き返したり、カメラトラブルもあるし、思うような写真が撮れなくて泣くこともしょっちゅう。でも、そこから少しずつ前に進むことでまた誰かとつながれて、世界が広がっていくのが楽しいんです。
W:旅をして、サーフィンしながら、実践で覚えていった水中写真。それが仕事になり始めたのはいつごろから?
N:最初はただ楽しいから写真を撮っていただけで、仕事にすることはあまり考えていなかったんですよね。でも外国にいると、対価をきちんと払う、受け取るっていうのが当たり前で、ビーチでカメラを準備していたら「いくらで撮ってくれるの?」とか、私が「ただであげる」って言っても、お金はちゃんと払うよとか、物々交換を提案してくれたりとか、そういうのが自然と増えてきて。だから海外の人が勝手に仕事にしてくれて、気付いたらふわーっと写真を撮ってお金をいただくようになっていた感じです。
W:最近では日本でも撮影の仕事が増えてきているNachosちゃんだけど、水中以外の陸での撮影はどうやって学んだの?
N:アパレルブランドのLOOK BOOKやリトリートの撮影を担当させていただいたんですけど、そう、陸なんです(笑)。だから、自分で練習したり、他のカメラマンさんのアシスタントに付いて2、3回勉強したことはあったものの、最初はほぼぶっつけ本番に近くて、新しいチャレンジでした。
でも私、昔からプライベートで「これ、ここから撮ったら可愛いだろうな」って考えたり、ビーチを飾り付けして撮影したりするのがすごい好きだったので、その延長線上で、その場のタイミングや雰囲気、インスピレーションを大切にして、自分の「可愛い!」を信じて撮っています。カメラの設定や現像は「こういうふうに撮りたいとき、表現したいときはどうしたらいいんだろう」って思うたびに調べて、やりながらひとつひとつ覚えています。
W:それもセンスだもんね。
N:私は写真の専門学校を出ているわけじゃないし、スタジオで働いたこともない。水中写真だって独学です。だから、一番最初にヨガインストラクターの岩崎玉緒さんが「あなたの写真に惚れたから!」って言ってリトリート撮影の仕事を依頼してくださったときも、まずは正直にそれをお伝えしたんです。そうしたら彼女が「でも私はプロとしてお仕事を頼みたいから、あなたにもプロとしてやってほしい。そしてお金もきちんと受け取ってほしい」って言ってくれて。
そのときから、「ここからまた進んでいくためには、そういう気持ちも持っていこう」「私の写真を必要としてくれる人たちのために、もっと力を付けたい」と考えるようになりました。 けして過信はしないけれど、今までやってきたことには自信を持って、自分の個性と感性を生かしていこうって。
W:これまで自分らしく生きるために大切にしてきたこと、そしてこれから大切にしていきたいことは?
N:サーフィン、旅、写真。自分の"好きなこと"をずっとやってきたら、気付いたら形になっていて、仕事にもなっていた。好きでやってきたから楽しくて、辛かったり大変だったりしてもけして嫌にはならないし、失敗も勉強だと思えます。
あと私がやってきたことがあるとすれば、とにかく"行動"すること! 波乗りだって旅だって、そこに行くために決断して、行動するって、けっこう勇気がいるときもある。言葉が通じない、お金がない、時間がない、スキルがない.....動かない言い訳はいくらでもできるけど、それを言ってたら何も始まらないんですよね。頭の中で考えているだけだったら、やっていないのと同じだから。
だから、やりたいこと、行きたいところがあったら、まずは動いてみる。思い切って飛び込んでみる。そうしたら何が起きても誰かのせいにすることはなくて、自分の責任として受け止められる。未来がもっと楽しくなるように、自分の写真や仕事をより良いものにできるように、私はこれからも動きます。
W:フォトグラファーとして、いちばん嬉しい瞬間は?
N:私の作品で誰かに喜んでもらえることがいちばん嬉しいです。昨年、3ヶ月くらいかけて全78ページのZINE(※自由形態の出版物)の写真集「SEA FLOWERS」を自作して、東京で個展を開いたんですけど、それを見てくれた方から「ありがとう」「幸せな気分になりました」「勇気をもらいました」とか、本当にたくさんのメッセージをいただいて。私が撮ったもの、作ったもので喜んでくれる人がいるってすごい、そんな嬉しいことってあるんだって感動しました。
私が撮った写真を通して、今度はそれを見てくれる方との間にまたコミュニケーションが生まれ、つながり、ハッピーが伝わっていく。こんなに幸せなことはありません。行動してるのは自分かもしれないけど、ひとりじゃ何もできないし、何も生まれない。周りの人に支えられて、今こうして写真を撮れていること、見ていただける環境に心から感謝しています。
W:最後にNachos流ハッピーな1日の過ごし方と、これからの夢を教えて!
N:朝、起きたらまず白湯を飲んで、自分でコーヒーを淹れて、朝ごはんを作って、その間に友達とやりとりして波チェック。波が良かったら海に行って、サーフィンして、そのあとは友達の家でそこの畑の野菜を摘んでご飯を作って食べたり、原稿を書いたり写真を現像したりして、夕方からはビーチでお酒を飲む。日本でも海外でも、基本こんな感じで過ごせたらご機嫌です(笑)
次にチャレンジしたいことは動画ですね。大好きな海とサーフィン、旅をいつも近くに感じながら、その空気感、美しいと感じるもの、そこにいる女の子たちのバックボーンやライフスタイル、想いまでもを撮っていきたい。これが私の中にあるパッションなのですが、次はそれを動画で表現してみたいと思っています。
フィン(足ひれ)のみを味方に身ひとつでラインナップまで泳いでゆき、永遠に立ち漕ぎをしながら、波に乗ってくるサーファーを待つ。波の手前にポジショニングするから当然、波は喰らい続ける。そしてずしりと重いハウジング装備の一眼レフカメラを片手に掲げ、シャッターを押す。しかし、そうして撮られたNachosの写真は、揺蕩うやわらかな水、きらめく光、楽しそうに波と踊るサーファーガールたちの笑顔が燦々と輝き、ただひたすらに美しく、優しく、ハッピーであるだけだ。20年来、サーフィン誌の編集に携わってきた私が知るかぎり、日本初であり唯一の、泳いでサーフィンを撮る女の子の水中写真家、Nachos。海と空が溶け合う天界に、夢と居場所を見つけたマーメイドの旅はこれからもまだまだ続いていく。
国産の蜜蝋とオーガニックココナッツオイル、天然樹脂を大きなお鍋に入れて、ゆっくり丁寧に溶かしてゆく。混じりけがなくなり、きれいに溶けたら、お花の型にそっと流し込む。固まったら型から出して、次のロウを流し込んで…。一度に作れるのは18個。自然の香りが爽やかなオールナチュラルのサーフワックスは、こうしてひとりのサーファーガールの手から花ひらく。
Days surf wax(デイズ・サーフ・ワックス)は、宮崎在住のサーファー・竹中優さんが海のそばでひとつひとつ心を込めて作り上げている自然素材100%のサーフィン用ワックス。「使ってくれる人が、“可愛い!”って喜んでくれたり、女の子のサーファー同士で“何それー?”みたいな話題になったり。まずは可愛い、楽しいが入り口になって、そこから“このワックス、成分もナチュラルで地球に優しいんだよ”っていう感じに広まってくれたら嬉しいなぁと思って、形にもこだわりました」。
そう、Days surf waxのもうひとつの特徴は、お花の形をしたキュートなルックス! 手に取るだけで嬉しくなり、サーフボードに塗り始めた瞬間から今日のサーフィンをスペシャルなものにしてくれる。海の上でも、ふとサーフボードを眺めたり、指先で触れたりするたび、ふわっと幸せな氣分に。
大阪出身の優さんが、海とサーフィンを求めて宮崎に移り住んだのは今から4年前。自然がより身近にあるライフスタイルとなり、出会う人々も自然体でナチュラル志向の人が多くなったことから意識が変わり、環境問題についてもより深く考えるようになったそう。その意識がさらに高まったのは2019年。ハワイ島への旅がきっかけだった。
「2ヵ月間、ほぼキャンプだけでハワイ島を一周する旅をしたんです。小さなバッグに必要最低限のものだけ入れて、自然にずっと囲まれて、自然のリズムで暮らす。最初は物がないことが不便でしんどいっていう気持ちもあったんですけど、だんだん何もないシンプルな暮らしがすごく心地よくなってきて、朝、鳥のさえずりで目覚めたり、フルーツを食べているだけで”幸せー!”って思えたり、小っちゃな幸せに気付けるようになった。“何もない自分でもこんなに幸せを感じられるんや”って気付いたときに、外側からいろんなものを付け足さなくても、ここに自分がいるだけで幸せ。シンプルにそう思えたんです。このハワイ島の旅がよりナチュラルな暮らしに興味を持つきっかけになって、旅から帰ってきてすぐにワックスを作り始めました」。
そしてこの年の夏の終わり、宮崎に戻った優さんは毎日サーフィンをする中で「作って、試して」を繰り返し、サーファーの友人たちにも協力してもらいながら、固さやグリップ、ボードに塗ったときのつぶつぶ具合や足裏へのひっかかりにいたるまで、機能性にもしっかりこだわった自然素材100%のワックスを完成させた。
優さんにとってサーフィンとは「自分と自然との距離を整えてくれるもの」。そして「人生で初めて、こんなにずっと続けていきたいって思ったもの」といい、最近はアロマテラピーの勉強に集中しながらも、リラックスタイムにはロングボードを楽しむ日々を送っている。聞けば次のワックスのアイデアもすでにあり、それはもう聞いているだけで使ったときの幸せが想像できてしまうとても素敵なものだったので、お楽しみに。
こうして、海とサーフィンを愛してやまない彼女の想いから生み出された美しい花は、今日も多くのサーファーたち足元を彩り支え、たとえ小さなかけらになって海に落ちても、溶けて砂に混じっても、爪のさきからシャワーに流されたとしても、自然の一部となって還ってゆく。
Days surf wax
◆購入はこちらから↓
はじめまして。Wave/y(ウェイビー)です。
Wave/y=Wave+You.
コンセプトは、“どこまでもサーフィンにまっすぐに”、“女の子たちのサーフィンをもっと楽しく”。
波とあなたを、サーフィンを愛する女性たちをつなぐサーフィンサイトとして、
ピュアでラブリーなサーフィンの情報・体験・アイテムをお届けしていきます。
そして、世界がふたたび大きく開かれたら、
みんなで一緒にサーフィンをしたり、世界中をサーフトリップをしたり、
たくさんの女性サーファーの皆様と実際に海でつながれるような場も
一緒に創り出していけることを願って。